W36 – 特定の箇所だけを、1つのキー単位で再翻訳

Veronica PrilutskayaCPO 兼 共同創業者Published 4 日前 · 1 min read

コンテンツの特定の箇所を、単一キー単位で再翻訳できるようになりました。

Lingo.dev CLI コマンド lingo push では、編集したソーステキストだけを再翻訳できます。とはいえ、変更が起きるのはファイルではなく、ローカライゼーションエンジン側のこともあります。たとえば、モデルを切り替えたり、用語集の項目を追加したり、ルールを編集したりする場合です。ソースがまったく同じなら、lingo push にはやり直す対象が見つかりません。そこで、1つのキーから言語全体まで、再翻訳したい部分だけをピンポイントで指定できるようになりました。

lingo push messages/en.json --key auth.login を実行すると、Lingo.dev は指定したキーだけを再翻訳します。キーはファイル内のパスなので、1つの値だけでも、サブツリー全体でも、複数のキーをまとめてでも指定できます。それ以外はそのままです。どのキーを指定すればいいか迷ったら、AI コーディングアシスタントにファイルを読ませて、コマンドを書いてもらうこともできます。

変更の影響が一部の文字列だけに収まらない場合は、ファイルごと再翻訳できます。lingo push src/en/**/*.json --force を実行すると、Lingo.dev は指定したファイル内のすべての文字列を再翻訳します。さらに、やり直したいのが1つの言語だけなら、lingo purge --locale fr を実行してフランス語ファイルを削除し、そのあと lingo push --backfill-missing を実行してもう一度翻訳できます。ほかの言語はそのまま変わりません。

再翻訳ガイド ですべてのオプションを確認できます。

同じことはプルリクエストでもできます。/lingo translate docs/en/**/*.md --force とコメントすると、GitHub App が PR 内の該当ファイルを再翻訳します。1つの言語だけをやり直したい場合は、--locales fr を追加してください。