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ブランドボイス

ブランドボイスは、特定の言語でプロダクトがどう語るかを定義するものです。つまり、そのロケール向けのすべての翻訳にローカライゼーションエンジンが適用する、トーン、丁寧さ、スタイルのルールを指します。

仕組み#

各ブランドボイスは、ローカライゼーションエンジン内の1つの対象ロケールに紐づきます。エンジンがそのロケール向けの翻訳リクエストを処理する際、LLMへのコンテキストとしてブランドボイスのテキストを含めることで、語彙の選び方、文の構成、文体のレジスターを方向づけます。

項目説明
対象ロケールこのボイスが適用されるロケール(例: de、fr-CA、ja)
ボイステキストこのロケールにおけるトーン、丁寧さ、スタイルを記述する自由形式の指示文

1ロケールにつき1つのボイス

各ローカライゼーションエンジンでは、対象ロケールごとに1つのブランドボイスを設定できます。これにより指示の曖昧さを防ぎ、モデルは各言語につき1組のスタイル指示だけを受け取ります。

ブランドボイスを定義する#

ブランドボイスのテキストは、自然言語で自由に記述できます。あなたのプロダクトに触れたことのない翻訳者へブリーフィングするつもりで書いてください。

効果的なブランドボイスに含める要素:

  • 丁寧さのレベル - ドイツ語ならフォーマルな「Sie」かカジュアルな「du」か、フランス語なら「vous」か「tu」か
  • トーン - プロフェッショナル、会話調、親しみやすい、技術的
  • 対象読者 - 開発者、エンタープライズの購買担当者、一般消費者、社内チーム
  • 表記ルール - 数字、日付、通貨、プロダクト固有の用語をどう扱うか

例#

開発者向けのドイツ語ロケールを対象にする場合:

text
Use informal "du" address. Keep a direct, technical tone - similar
to how Stripe or Vercel write their German documentation. Prefer
short sentences. Use active voice. When a German equivalent exists
for a technical term, use it (e.g., "Bereitstellung" for deployment),
but keep widely-adopted English terms as-is (e.g., API, CLI, Token).

APIでブランドボイスを使う#

localize endpoint を呼び出すと、ブランドボイスは自動的に適用されます。エンジンはリクエスト内の targetLocale を設定済みのブランドボイスに対応付け、LLMのプロンプトに含めます。

追加のパラメータは不要です。対象ロケールにブランドボイスが設定されていれば、自動的に使用されます。

json
{
  "sourceLocale": "en",
  "targetLocale": "de",
  "data": {
    "greeting": "Hey there! Ready to ship?",
    "cta": "Get started"
  }
}

上記のドイツ語ブランドボイスを使うと、エンジンは汎用的でフォーマルな出力ではなく、くだけた技術志向の翻訳を生成します。

MCP経由でブランドボイスを管理する#

Lingo.dev MCP server を使用している場合、AIコーディングアシスタントが会話の中から直接ブランドボイスを作成・更新できます。

text
"Set the German brand voice to use informal du, technical tone,
short sentences, active voice."

MCP server は、開発環境を離れることなくブランドボイスをローカライゼーションエンジンに書き込みます。

次のステップ#

用語集
ソース用語をロケールごとに正確な訳語へ対応付けます
指示
特定のロケールの組み合わせに対する言語ルールを追加します
LLMモデル
ロケールごとのモデル選択とフォールバックを設定します
APIリファレンス
ローカライゼーションAPIをワークフローに統合します

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Max PrilutskiyMax Prilutskiy·更新済み 約2か月前·1分で読めます