CLIは、.lingo/config.json で設定した1つのソースロケールから、1つ以上のターゲットロケールへ翻訳します。
{
"sourceLocale": "en",
"targetLocales": ["de", "fr", "es", "ja"]
}ソースファイルは読み取りのみで、書き込まれることはありません。各ターゲットロケールごとに個別の出力が生成され、ファイルパターン内のロケールコードが置き換えられます(content/en/app.json → content/de/app.json)。詳しくは設定をご覧ください。
ロケールコード#
標準のBCP 47タグを使用します。言語コードだけの形式(de)でも、言語-地域タグ(de-CH)でも使えます。CLIは固定の一覧を持たず、targetLocales は任意のタグを受け付けて、そのままエンジンに渡します。実際にどのロケールが翻訳されるか、またどこまで高品質に対応できるかは、CLIの制限ではなく、エンジンのモデル対応範囲によって決まります。
よくある例:
| 言語 | コード |
|---|---|
| 英語 | en(または en-US、en-GB) |
| スペイン語 | es(または es-ES、es-419、es-MX) |
| フランス語 | fr(または fr-FR、fr-CA) |
| ドイツ語 | de(または de-CH、de-AT) |
| ポルトガル語 | pt-BR、pt-PT |
| 中国語 | zh-Hans、zh-Hant |
| 日本語 | ja |
| 韓国語 | ko |
地域バリエーション#
方言の違いが重要なら、地域も指定してください。エンジンがそのロケールに合ったスペルや語彙で出力します。
{
"sourceLocale": "en-US",
"targetLocales": ["en-GB", "es-ES", "es-419", "pt-BR", "pt-PT", "fr-CA"]
}en-US → en-GB では "color" が "colour" になり、es-ES → es-419 では "ordenador" が "computadora" に変わります。こうした違いの精度はCLIではなく、エンジンのブランドボイスと指示に左右されます。
右から左に書く言語#
RTLロケール(アラビア語 ar、ヘブライ語 he、ペルシア語 fa、ウルドゥー語 ur)も、ほかの言語と同じように翻訳できます。アプリ内での文字方向の制御はレンダラー側の役割で、CLIが行うのは翻訳済みの文字列を出力することだけです。
ロケールの追加と削除#
必要な変更は targetLocales の編集だけです。新しく追加したロケールを反映するには、lingo push --backfill-missing を実行してください。詳しくはロケールの追加をご覧ください。不要になったロケールは設定から削除し、lingo purge --locale でファイルも削除します。
