接続が完了すると、AIアシスタントは自然言語でローカライゼーションエンジンの設定全体を管理できるようになります。このページでは、MCPサーバー経由で利用できるすべての機能を紹介します。
エンジン管理#
ローカライゼーションエンジンの作成、更新、確認が行えます。各エンジンは独立した設定スコープを持ち、それぞれに専用のモデル、用語集、ブランドボイス、指示を設定できます。
ブランドボイス#
各ロケールで、プロダクトがどう語るかを定義します。ドイツ語ではフォーマルな「Sie」、イタリア語ではカジュアルな「tu」など、ロケールごとのトーンを設定できます。アシスタントはブランドボイスのプロファイルを直接作成、更新、削除できます。
用語集#
必ず指定どおりにローカライズしたい用語や、あえてローカライズしない用語を追加できます。たとえば、アシスタントに「ドイツ語では '911' を '112' にローカライズして」と伝えると、その場で用語集エントリが作成されます。用語集エントリはローカライズ時に意味的な類似性で照合されるため、元のコンテンツの表現が用語集エントリと一語一句一致している必要はありません。
指示#
汎用モデルが見落としがちな言語ルールを反映できます。たとえば、フランス語のパーセント記号前のスペース、スペイン語での形容詞の位置、市場ごとの代名詞の丁寧さなどです。アシスタントはこれらをロケール単位の指示として追加し、すべてのローカライズに適用します。
LLMモデル設定#
各ロケールペアをどのモデルで処理するかを、優先順位付きのフォールバック込みで設定できます。欧州言語にはClaude、CJKにはGPTを割り当てるなど、どんな組み合わせでも可能です。アシスタントがモデルルーティングテーブル全体を管理します。
AI評価者#
ローカライズ品質を自動で評価するAI評価者を作成・設定できます。レビュー基準を定義し、評価モデルを選び、サンプリング率を設定できます。特定のエンジンにスコアラーを紐付けたり、取り外したりすることも可能です。
ローカライズ#
エンジン経由でローカライズを直接実行できます。完全なコンテキスト補完付きの単発リクエストにも、1回の呼び出しで最大100ロケールを対象にできる非同期バッチジョブにも対応します。任意のテキストの言語検出も可能です。詳しいワークフローは、エディターからローカライズをご覧ください。
可観測性#
実行コンテキストを含むリクエストログを確認できます。どのモデルがリクエストを処理したか、トークン使用量、処理時間、フォールバックの状態、完全な入出力まで把握できます。リクエストごとのAI評価者の判定、用語集準拠レポート、指示順守結果も取得できます。事後分析のワークフローについては、ローカライズ品質をデバッグをご覧ください。
エンジンのプロビジョニング#
リンクやコンテンツを送信するだけで、設定済みのエンジンを自動作成できます。AIがソースからブランドボイス、用語集の用語、指示を抽出します。詳しくはAIでエンジンをプロビジョニングをご覧ください。
利用可能なモデル#
エンジンのモデルチェーンに割り当てられるすべてのLLMモデルを一覧表示できます。アシスタントはこれを参照して、ロケールペアを設定する前に選べるオプションを把握できます。
APIキー#
ローカライゼーションエンジンにプログラムからアクセスするためのAPIキーを生成・無効化できます。
連携認証情報#
組織に接続された外部連携の認証情報を管理できます。
チーム管理#
組織にチームメンバーを招待し、保留中の招待を確認できます。新しい招待にはデフォルトで管理者アクセスが付与され、標準の招待メールが送信されます。MCPセッションがOAuthで認証されている場合、メールには招待者の名前が表示されます。
権限とロール#
会話からロールベースのアクセス制御を管理できます。ロールと権限の一覧表示、カスタムロールの作成、ユーザーへのロール割り当て、エンジンごとのアクセス許可の管理、組織オーナー権限の移譲に対応します。
監査ログ#
組織内で状態を変更したアクションの追記専用履歴を照会できます。誰が、何を、いつ、どのIPから変更したかを確認できます。アクター、対象、アクション種別、時間範囲で絞り込めます。
AIエージェントスレッド#
ローカライズの自動デバッグや問題解決に使うAIエージェントスレッドを作成・管理できます。
