Lingo.dev + .csv(データ)

Lingo.dev CLIは特定の構造を持つCSVファイルを翻訳します。提供されたCSVファイルに各ターゲットロケールの翻訳列を追加して更新します。CLIは正確なCSV形式と区切り文字を保持し、UTF-8やさまざまな文字エンコーディングを安全に処理し、Excel、Google Sheets、データベースインポートとシームレスに連携します。

CSV翻訳の仕組み

CSVファイルは以下の構造を持つ必要があります:

  • 最初の列はKEYという名前
  • ソースロケール列(例:en

CLIは提供されたCSVファイルを拡張し、各ターゲットロケール(例:esfr)の列を追加します。各ターゲットロケールの翻訳が入力され、元のコンテンツは保持されます。

例:ソースと出力

入力ファイル(英語ソース):

KEY,en
dashboard.title,Dashboard
greeting.message,Hello world!
button.label,Submit

出力ファイル(スペイン語とフランス語への翻訳後):

KEY,en,es,fr
dashboard.title,Dashboard,Panel de control,Tableau de bord
greeting.message,Hello world!,¡Hola mundo!,Bonjour le monde!
button.label,Submit,Enviar,Soumettre
  • KEY列は保持されます。
  • ソースロケール列(en)は変更されません。
  • 各ターゲットロケール(esfr)の新しい列が追加され、翻訳が入力されます。

クイックセットアップ

CSV翻訳を設定するには、i18n.jsonにCSVファイル用のバケットを追加します:

{
  "locale": {
    "source": "en",
    "targets": ["es", "fr"]
  },
  "buckets": {
    "csv": {
      "include": ["i18n/data.csv"]
    }
  }
}

CSVデータの翻訳

npx lingo.dev@latest i18n

CLIはCSV構造、ヘッダー、データ型を保持しながら、ターゲット列のテキストコンテンツを翻訳します。

高度な機能

カスタム区切り文字のサポート

さまざまなCSV方言に対応:

  • カンマ区切りvalue1,value2,value3
  • セミコロン区切りvalue1;value2;value3
  • タブ区切りvalue1\tvalue2\tvalue3

高度な設定

複数のCSVファイル

"csv": {
  "include": [
    "i18n/data.csv",
    "content/static/*.csv"
  ]
}